じゅんじ@元予備校講師
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ぜひ、この記事の勉強法を参考にしてみて下さい!
目次
予備校講師をしている管理人のじゅんじ(@kansaijuken)です!
関関同立を狙うなら一般入試で受験する人が多いと思います。ですが、
・センター利用(社会)+他の科目を一般入試で受験する(立命館など)
・併願で関関同立を受験する
このような場合は、センター試験を受験する必要があります。
ここでは、センター世界史で9割を狙える勉強法をご紹介します。
世界史を知るならまずは〇〇〇?
センター世界史の勉強を始める前に、まずは一通り流れを掴んでおきましょう。
もちろん学校の教科書を読んでもいいです。しかし世界史の教科書って分厚いですよね。
それに教科書を読んだだけで覚えられますか?そこでおすすめするのが、マンガです!
マンガで受験勉強するなんて、邪道?
いえいえ、得点を取れるなら何でもいいのです。
流れをつかむだけなので、細かいところは覚えようとしなくても大丈夫。
おすすめの参考書(マンガ)は世界史 古代~近代へ パワーアップ版 (別冊つき) (新マンガゼミナール)です。
世界史 古代~近代へ パワーアップ版 (別冊つき) (新マンガゼミナール)
また、以下のようなシリーズなら図書館にもあるはずなので、探してみて下さい。
集英社版 学習漫画 世界の歴史 全22巻セット (新装ケース&特典つき)
短期記憶から長期記憶へ。何回もインプット&アウトプット
世界史に限らず、暗記科目は覚えたことを短期記憶から長期記憶にいかに変えられるかがポイントです。覚えて(=インプット)問題を解く(=アウトプット)の繰り返しによって、記憶が定着していきます。学校の授業でも、小テストの直前に頑張って暗記した問題は意外と解けると思いますが、数日たってから同じ問題を解こうと思っても、あまり解けなかったという経験はありませんか?これは覚えたことが長期記憶にならずに、短期記憶のまま終わってしまうからなのです。
では、暗記項目を長期記憶に変える手順をご紹介します。
①【メモリーツリーにキーワードを書き出す】
メモリーツリーとは、木の枝のようにキーワードをつなげて書き出す思考法です。昔、ドラゴン桜というマンガが流行りましたが、そのマンガの中でも紹介されていました。
メモリーツリーを作成する際に参考にするのは、一問一答の問題集などがあればそれを見て書けばよいでしょう。あまり気負わず、サラっと書けるようになるといいです。学校で使用している一問一答があればそれを使ってもいいと思います。
おすすめの一問一答集はセンター攻略 よくでる一問一答世界史です。
【②いつも目にするところに貼り出す】
勉強机の前やベッドの横、トイレなど必ず目にするところに貼りつけましょう。
【③ 普段の生活の中で、チラっと見る習慣をつける】
気合いを入れて覚えよう!としなくていいです。毎日少しずつチラっと眺めて下さい。眺める程度で構いません。毎日続けて見ることが大切です。
【④ 問題集に取り組む】
一問一答などの問題集で、覚えた単元のページの問題を解いて下さい。センターは記述式ではないので、わざわざノートへ書かずにアプリなどを利用しても良いです。これがアウトプットになります。間違えた問題はメモリーツリーに書き足せば良い復習になりますよ。
この勉強法のポイントは、毎日の生活の中で少しずつセンター対策を取り入れられることです。一発で覚えようとするから時間がかかります。しかし時間があまっているなら英語や数学の演習に充てた方がマシです。受験勉強においてセンター世界史の対策ばかりということは出来ないと思いますので効率良く勉強していきましょう。
世界史にも地理が必要?
2018年1月のセンター試験でムーミンのふるさと(フィンランド)の場所を問う問題が出題されたのは記憶に新しいですよね?解けなかった受験生は、ムーミンに八つ当たりしたとか。(笑)
センター世界史では地理に絡めた問題がよく出題されます。ただ用語を覚えるだけではなく、国の場所なども押さえておくことが高得点へとつながります。
中国史を制覇せよ。
漢字を覚えるのが苦手だから日本史ではなくて世界史を選択しました!という受験生も多いのでは?
しかし、世界史は中国史を押さえるのがキモ。
出てくるのは漢字ばかりですが逃げてはいけません。中国史を制するものが世界史を制するのです。
中国史が苦手な受験生は、早めに取り組み始めた方が良いです。
模試で出たところは確実に押さえる。
センター試験が近くなってくると、センター対策の模擬試験や過去問を解くと思います。
そこで間違えた問題はもう見たくありませんよね。
気持ちはわかりますが、同じような問題が出題されることもあるのです。
ですから間違えた問題は二度と間違わないよう、必ず復習して下さい。
何が出るかわからない。あきらめも肝心。
こう言っては元も子もありませんが(笑)世界史の出題範囲は広いです。
なんと言っても出題範囲は世界中ですからね!
センター世界史は出題傾向が決まっているとはいえ、どこが出るか当日までは分かりません。
ですから年号まで完璧に覚えようとするのではなく、時にはあきらめも肝心です。でも心配はいりません。
時代の流れを覚えておけば年号を知らなくても解ける問題もあるし、他の知識をフル動員すれば解ける問題もあります。
一般入試で必要ならともかく、センターのみで世界史が必要なら、ある程度で見切りをつけて他の科目を勉強して下さい。
まとめ
やればやっただけ得点に結びつくのが世界史。
反対にやらなければいつまでたっても0点のままです。
センター世界史の対策としては、毎日の勉強の中でガッツリ時間をかけるのではなく、少しずつ覚える時間を作りましょう。
世界史は覚えることが多いですが、覚えたことを長期記憶へと変えることが出来たらなら、なかなか忘れないので試験で出題されても怖くありません。
今回ご紹介した勉強法で、是非センター世界史9割超えを目指して下さいね。
世界史という科目は社会で最も安定した科目です。
ぜひ、この記事を参考に頑張ってください!