じゅんじ@元予備校講師
最新記事 by じゅんじ@元予備校講師 (全て見る)
- 2021年の関関同立の序列はどうなっているのか?今後の可能性も考察してみた - 2021年1月4日
- 中学生・高校生が自宅でも稼げる方法・仕事7選【コロナで外出自粛中/バイト禁止の学校におすすめ】 - 2020年4月12日
- 難関私大専門塾マナビズムの評判が良いので実際に行ってみた - 2020年2月1日
予備校講師をしている管理人のじゅんじ(@kansaijuken)です!
「受験をもうやめようかな」
「勉強に意味なんて無い」
受験勉強を始めると、そう感じる受験生は多いですよね!
なので、今回の記事は大学受験を辞めたくなった人のために書きました。
私は予備校講師をしているので、これまでに数え切れないほどの受験生と話してきました。
受験生の中には、大学受験を辞めてしまった人もいました。
いろんな受験生をみてきた私から、受験をやめたくなった人に向けて、正直な意見を書きました。
大人はみんなレールに乗った人生を勧めますが、私の意見はちょっと違った切り口なはずです。
参考にしてくださいね!
目次
大学受験は辞めてもいいのか?
まず、受験を辞めてもいいのか?という意見に対する答えは、基本的に辞めない方が良いだろうというのが私の答えです。
理由は大きく2つあります。
①大学受験で手に入れられる大卒はコスパがよすぎる
大卒ってコスパが良すぎるんですよね。
大卒という学歴を手にするだけで、日本という国は人生がイージーモードに変わります。
実際に、大卒と高卒で生涯年収は1億円以上変わるとも言われているんですよね。
大学で学んだ知識を使って儲けられるお金が変わっているわけではないんですよ。
単純に、大学を出ているからというただそれだけの理由で給料が変わるんです。
これはコスパ良すぎですよね。
②大企業へ就職するための学歴は簡単に手に入る
多くの受験生に、何のために大学に行くのかと聞くと、良い企業へ就職したいからと言います。
良い企業というのは、高校生からしたらどこが良いのかよくわかっていないことが多いのですが、誰もがきいたことのある企業をイメージしていることがほとんどですね。
では、大企業に就職するために必要な学歴はどれくらいなのでしょう?
同志社大のHPにデータがありましたし、当サイトで何度も就職実績をまとめてきました。
その結果、関関同立程度の大学を出ていたら、大企業に就職するための学歴として充分なことがわかりますね。
では、関関同立への進学はそんなに困難なのでしょうか?
答えはNOです。
関関同立への合格はそれほど難しいことではありません。
偏差値50〜60程度の大学ですからね。 受験生の中で、中くらいの学力さえもっていればいいのです。
しかも、たった3教科です。
半年〜1年程度努力すれば合格できます。
こんなスパンで取れる資格なら、大した資格ではないのですが、受験で手に入れられる学歴としては充分です。
受験に向いていない人は辞めても良い
上記で、大学受験を辞めないでおくべきことを書きましたが、全員に当てはまるものではありません。
そもそも受験勉強に向いていない人もたくさんいます。
少なくとも、半年間勉強して偏差値が50を超えない受験生はかなりまずいですね。
勉強の効率がかなり悪いのでしょう。
そして、半年間も勉強の効率が悪いまま何も考えずに野放しにしている状態でいる学生は、受験で成功できるとは思えません。
自分で考えたり、先生に勉強法を聞いたりして試行錯誤することが必要なのです。
そういったことすらしようとしない受験生は、成績が伸びるわけないのです。
受験勉強は時間を費やせば良いものではありません。
量よりも質なのです。
半年勉強しても偏差値が50超えないのならば、受験勉強はそもそも向いていない可能性が高いです。
受験を辞めたらどうなるか?
大学受験勉強を辞めたら一体どうなるのでしょうか?
多くの人は、専門学校か就職を選びますね。
自分のしたいことや夢があるならば、どちらを選択してもいいでしょうね。
例えば、料理人になりたいならば専門学校はたくさんありますし、アルバイトとして料理店でまずは働いてみても良いかもしれません。
ただ、相当険しい道が待っていると思っておきましょうね。
学歴に頼らず、自分の技術を磨いて生きていくわけですから。
よっぽど大学受験で関関同立に受かるほうが楽だとは感じます。
ただ、受験を辞めて高卒として働いても生きていく道なんて山ほどあります。
学歴があまり関係ない業界を狙うのもありですね。
プログラミングの勉強をしてIT業界に挑戦してみるのも良いですね。
▼おすすめのプログラミング勉強サイトはこちら▼
大学に行かずに起業!?
大学受験せずに、高校を卒業したら起業するんだ!と意気込んでいる人もいますね。
すごく良いですね。
その心意気を高校生の頃から持てているのならば成功するかもしれません。
ただ、起業して稼ぐというのはとても大変なことです。
会社というのは、5年以内には85%が潰れてしまうというデータがあります。
会社を持続させるというのはとても大変なんですね。
このデータを聞いてもなお、「絶対自分は成功する自信がある!」という人だけ起業して下さい。
そうしたら、成功する可能性もあるでしょうね!
ただ、先程と同じですが、受験で成功するほうがよっぽど簡単ですよ。
まとめ
・大学受験はコスパが良いので辞めないほうが良い
・だが、半年勉強しても偏差値が50いかない人は受験にそもそも向いていない可能性が高い
・受験しなくても生きていく方法はいくらでもある
・社会で成功するのは大学受験よりもよっぽど難しい
・関関同立志望生が夏休みにするべき参考書まとめました!夏期講習には行くなよ!
・関関同立とMARCHを徹底比較してランキングにしてみた【偏差値・就職】
・関関同立志望は英語長文の参考書はどれがおすすめなのか?志望校別にまとめてみた