東大生・京大生の塾講師に勉強を教えてもらったら学力や成績は伸びるのか?【MARCH&関関同立】

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じゅんじ@元予備校講師

月に最大20万人が訪問する関西最大級の大学受験メディア「関関同立net」の管理人。 大阪梅田在住の20代。 職歴はみずほ証券→三井住友海上→予備校講師→サイト管理人 予備校講師として得た知識を当サイトで発信中。

管理人のじゅんじ(@kansaijuken)です!

個別指導の塾に行っている人は、どんな先生に教えてもらっていますか?
多くの個別指導の塾の先生は大学生であるはずです。
社会人講師にマンツーマンで教えてもらおうと思えばめちゃくちゃ料金高いですからね。
月額10万円以上は覚悟しないと、社会人講師には教えてもらえません。
医学部医学科を目指す受験生ならば、医者になった時のリターンを考えて通うメリットもありますが、普通の一般家庭ではなかなか厳しい料金ですよね。

なので、やはり多くの一般家庭では大学生のアルバイト講師に個別指導を頼むのが関の山です。
では、皆さんどんな大学生の講師に指導を受けたいですか?
多くの受験生が言うのは、「学歴が高い」講師です。
関東で言うならば、東京大学
関西ならば京都大学の大学生に教えてもらいたいというのが本音のようです。

では、本当に東大生・京大生に教えてもらうのが正解なのでしょうか?
大学受験予備校に在籍し、50名以上の大学生講師の管理をしている私が、本音でお伝えしていきます。
東京大学の学生は残念ながら私の勤務する個別指導塾にはいませんが、京都大学生は4名ほどいるので、実を伴った話になっております。
かなり参考になるはずです!

■目次

偏差値が高い大学生講師=優秀な先生なのか?
講師と生徒の学力差がありすぎると生徒は理解できない!
MARCH&関関同立受験生に東大生や京大生の個別指導はいいのか?
東大生・京大生には個別指導ではなく、学習サポートを任せよう!
東大生の学習サポートが受けたいならどうすればいいのか?

■偏差値が高い大学生講師=優秀な先生なのか?

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まず、講師の学歴は高いか低いかだったら高いほうがいいです。
一流大学に行通っているというだけで、生徒から先生への信頼度が全然違います。
受験で成功していない大学生がどれだけいいことを言っていても、受験生は話を聞かないんですね。
講師への信頼感は個別指導塾においてはとても重要なのです。

また、個別指導塾は教科の細かい質問が多いので、ある程度の学歴がないとそもそも質問に答えることが出来ません。
大学受験に失敗した人の多くは受験をただの暗記だと捉えてしまい、記憶力の限界からか難関大学の問題にまで対応できなかったパターンが非常に多いのです。
もちろん、暗記だけで難関大学に受かる受験生もある程度いるのですが、それは記憶力が人よりは抜きん出ていた人ですね。
多くの難関国公立合格生は暗記に頼るというよりも、理屈や本質を学んでいます。

よって、難関国公立の合格した大学生に教えてもらうほうが、科目ごとの理屈や本質から勉強し学ぶことができるで、講師としては学歴に低い大学生よりも良いといえるでしょう。

ただ、勉強の本質を理解しているからといって、それを教えることができる能力に長けているとは限りません。
問題を解くことが出来ても、教えるのが下手な高学歴大学生はたくさんいます。
要は、感覚的に本質を理解してる大学生も多いんですね。
こういう感覚的に理解している学生は、もともとの能力が高い学生です。
なので、このような大学生に教えてもらっても感覚的なことを言われてしまい、生徒は理解出来ないことがありますね。

よって、結論としては、偏差値は高い大学生講師のほうが勉強の理屈・本質を理解しているので偏差値が低い大学生よりは良い。
でも、偏差値が高い大学生の中でも教える能力に長けているとは限らず、優秀な先生であるというわけではないということです。

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■講師と生徒の学力差がありすぎると生徒は理解できない!

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そして、個別指導の講師選びで注意してほしいのは、講師と生徒の学力差がありすぎると生徒が理解できないということです。
これは本当によくある事案で、個別指導塾に勤めている人ならば誰でも経験のあることですね。
学力差は明確に決まっているわけではありませんが、偏差値が15以上離れているとかなり厳しいです。
そもそも知識のレベルが違いすぎるんですね。
IQが違いすぎると会話ができないのと似ています。
例えば、当然のように自動詞と他動詞の違いを知っていると思って講師側が文法問題の解説していると、生徒からしたら自動詞か他動詞の違いを今まで一切気にしたことがなく、講師の解説がちんぷんかんぷんだったりします。
また、自動詞他動詞の説明をしようとしても、品詞を理解しておらず、形容詞と副詞の違いもわからないので、講師の説明に理解が追いつかない生徒がかなりの数でいるのです。
なので、受験生からしたらこの講師の説明はわかりづらいという判断をしてしまうのです。

もちろん、講師側にも責任はあります。
講師が一瞬で理解できるような文章は、生徒も確実に理解してるだろうと思い込んでしまうのです。
なので、一緒に教科書や参考書を読んでいても全く違う解釈をしているということもあり、生徒に全く内容が伝わっていないということがあり得るのです。

なので、偏差値が離れすぎている受験生と講師はかなり危険なのです。
偏差値が50ないのに、京大生に勉強を教えてもらうことはかなり危険なのです。
せめて、偏差値55以上になってから、東大生・京大生に指導をしてもらうようにしましょうね!

なお、以上のことは大学生アルバイト講師にのみよく当てはまることであり、受験指導を生業としている社会人講師には当てはまりません。
社会人講師はそもそも生徒の分かりづらい部分を熟知し、わかりやすく教えることが前提で業務をしています。
大学生講師のように、自分の知識を与えようと考えているわけではないのです。
社会人講師とはキャリアが違いますね。
それで飯を食べているわけですから、大学生と比べて指導の質が違うのは当たり前の話ですね。

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■MARCH&関関同立受験生に東大生や京大生の個別指導はいいのか?

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MARCH&関関同立受験生の最終的に目指すべき偏差値目標は3教科で60強ですね。
同志社を抜いた関関立ならば学部によってはもう少し低いですね。
では、MARCH&関関同立に東大生や京大生の個別指導はいいのでしょうか?
結論から言うと、あまり良くはないでしょう。
MARCH&関関同立を目指す受験生の多くは偏差値が50程度の受験生が多いはずです。
むしろ、偏差値が春夏の時点で60あるのに目指している人を殆ど見たことがありません。
関東ならば、早慶上理やICU等のMARCHよりも上のランクの大学を目指していますし、関西ならば国公立大学を目指す受験生がほとんどです。
なので、基本的にはMARCH&関関同立受験生には東大生や京大生の個別指導はおすすめしません。
彼らのような高学歴大学生の個別指導は、国公立大学を目指す受験生の方が向いていますね。

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■東大生・京大生には個別指導ではなく、学習サポートを任せよう!

上記で、MARCH&関関同立受験生は、個別指導で東大生・京大生講師は向いていないと書きましたが、学習サポートは彼らにお願いするべきでしょう!
学習サポートとは、勉強の管理です。
コーチングと言い換えてもいいでしょう。

受験生はやはり、学歴に高い人のほうが信頼もしますし、アドバイスも素直に聞き入れます。
こんなに高学歴の人に今教えてもらっているんだという感覚も得られます。
さらに、高学歴大学生の成功体験を自分を重ね合わせることが出来るんです。
成功者の人間が言っていることを聞いているだけで、自分も成功者になったような気になるんですよね。
受験は、そんな風に自分は絶対受かるんだと思っている方が勉強も捗りますし、学力も比例して伸びます。
なので、東大生・京大生の学習サポートはものすごく効果を発揮します。

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■東大生の学習サポートが受けたいならどうすればいいのか?

東大生の学習サポートを受ければいいのは上記で説明したとおりですが、では、どうしたら東大生のサポートを受けることができるんでしょうか?

実は、現役東大生とビデオ通話を通して学習のサポートを受けられるサービスがあるんですよね。

フォーサイトの大学受験対策講座



このサービスはフォーサイトという資格試験で有名な会社が運営しているサービスです。
社労士や宅建等の資格試験対策で得たノウハウを活かして、大学受験のサービスを新しく始めました。
予備校の優秀な講師による映像授業が見放題で、さらに、現役東大生による学習サポートも受けることが出来ます。
授業は社会人講師の授業を聞き、その授業後のサポートを現役東大生にしてもらうという素晴らしく効率の良いサービスです。
東大生に勉強管理してもらえるなんて、本当に良いサービスですよ。
やる気も出ますし、間違いなく受験生からしたら尊敬できる相手ですからね。
スタディサプリも似たサービスは行っておりますが、東大生のサポートではないです。
しかも、スタディサプリは月額1万円弱の料金が合格特訓プランには必要ですが、このサービスは2017年7月時点では月額4000円ほどです。
めちゃくちゃ安いですね。
一度、資料請求してみてくださいね!