じゅんじ@元予備校講師
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この記事で徹底比較してしまいましょう!
予備校講師のじゅんじ(@kansaijuken)です!
受験生の中で必ずといっていいほど話題があります。
それは、どの英単語帳を使えば良いのか?という話題です。
特に、シスタンとターゲットは受験生の中でも多く使われていますよね。
実際に、この2冊は学校で配られる事がほとんどですが、Amazonの参考書売り上げランキングにも上位にあるんです。
今回は、あらゆる角度からシスタンとターゲットを比べていきます!
目次
単語数はどっちのほうが多い?
単語数を比べてみましょう!
ターゲット1900 1900個
単純に比べたらシスタンのほうが多いですね。
ただ、多ければよいというわけではありませんが、難関私立大学でいえば、語彙力は大いに越したことありません。
なぜなら、国公立大学のように思考力が試されるよりも、単純な語彙力が物を言う試験が私立大学には多いんですよね。
早慶や同志社なんてまさしく語彙力で差がつきます。
単語の選定に関しては、どちらも出る順となっていますね。
大学入試の試験問題を徹底的に研究し尽し単語を選び出しています。
掲載している単語はシスタンもターゲットも殆ど変わりません。
ただ、シスタンは2021個の単語とは別に、181個の多義語まで用意されているんです。
これは重宝しますね。
どの単語帳よりも価値があります。
ちなみに、ネクステージ等の文法の問題集にも多義語の章はありますが、気軽に見ることはできないので、やはり単語帳に載っている方がいいですね。。
単語数からみて、システム英単語のほうがおすすめです。
見やすさはどっちのほうが良いか?
英単語帳にとって、見やすさというのはかなり重要ですよね!
まずは、シスタンの中身を見てみましょう。
単語は1ページで完結していてとても見やすいですね。
上部に例文があり、下部は単語の説明になっています。
右側を隠して単語を覚える構成ですね。
品詞が変わったときの単語も羅列されていたりするので、1つの単語を覚えるだけではなく、同じような意味の単語も覚えられますね。
次に、ターゲットを見てみましょう。
1つの単語に対し、1ページ構成ではなく、2ページ構成となっております。
きちんとした例文を2ページ目に記載しています。
単語を覚えるのは、1ページ目だけで行い、2ページ目でどのような文章で使われるかがすぐに分かるようになっています。
2ページに渡っている分、情報量はターゲットのほうが多いですね。
語法やイディオムもしっかり抑えてくれています。
ただ、残念なことに受験生でターゲットの右側にまで目を通している人は殆どいません。
単語を覚えるのに、私は文章で覚えるのはすごく良いと思うのですが、英語に慣れていない受験生は単語だけで覚えようとしますね。
単語帳において重要な見やすさという点では、シスタンのほうが見やすいですね。
アプリはどうなの?
単語帳って重くないですか?
持ち運びに不便ですよね。
というか単語はスマホでも覚えられますよね?
スマホの英単語アプリなんか結構便利ですよ。
覚えていない単語を仕分けてくれて、尚且つ綺麗なデザインの「mikan」なんておすすめです。
単語帳なんて使わないで、スマホの英単語アプリで覚えましょう。
、、、とは言っても、そうはいかないんですよね。
高校生なら、学校や塾に指定された単語帳を使っているんですよね。
そして、毎週、テストを受けなくちゃいけないので、紙の単語帳を使わざるを得ないんですよ。
本当に古い考えが多いんですよね。
でも、実はシステム英単語にもターゲット1900にもアプリは存在しているんです!
なので、その2つのアプリを比べてみましょう!
システム英単語check ¥600
シスタンに準拠した単語がアプリで観覧でき、単語テスト機能なども搭載されています。
単語テスト機能はめちゃくちゃいいですね。
本当に覚えたかどうかが自分で簡単に確認できますね。
単語テストアプリはこんな感じです。
ただ、現状音声が無いのがネックです。
単語を覚えるためには、音声は欠かせませんからね。
¥600の価格なので、他の英単語アプリと比べると明らかに高いですね。
無料で音声つきのものはたくさんあります。
次に、ターゲットのアプリを見てみましょう。
ターゲットのアプリは無料版と有料版があります。
ターゲットの友 ¥0
無料版のターゲットのアプリです!
実はこのアプリめちゃくちゃいいんですよ。
なんと単語の音声が聞けちゃうんですね。
システム英単語の有料版でも音声は流れないのに、ターゲットは無料のアプリでも音声が聞けるんです。
もう、この時点で、ターゲットアプリの勝ちですね。
デザインも綺麗で見やすいです。
単語テストもありますが、4択だけでなく、タイピングテストでのスペル確認もできます。
無料でこのクオリティはすごすぎます。
有料版アプリもあります。
ターゲット1900 ¥600
このアプリは先程の無料アプリをさらにパワーアップさせたものです。
単語の音声だけでなく、例文の音声も聞けるようなったりしています。
マーカーも引けますね。
自由度が高いです。
手書き入力にまで対応しています。
こちらは有料版を買っても損しないですね。
アプリも使っていくというのならば、断然ターゲットがおすすめですね。
さらに、6月23日にターゲットは電子書籍化されましたね。
Kindleで単語帳見れるのもかなり便利ですね。
本の値段や売上げランキング
本自体の値段はどうなのでしょうか?
Amazonで調べてみました。
現在、システム英単語は1,080円ですね!
続いて、ターゲットを見てみましょう。
ターゲットも1,080円でした!
お互いのアプリもそうでしたが、どうやら同じ金額に合わせているようですね。
では、実際に売れているのはどちらなんでしょうか?
Amazonのランキングでみてみましょう!
単語帳では、システム英単語のほうがターゲットよりは売れているようですね!
シスタンは人気ありますね!
私の指導している塾生を見ても、ほとんど使っているのはシスタンです。
ちなみに、1位のDUOは大学受験でも使えますが、どちらかというとTOEIC等の英語試験向きです。
TOEIC等の勉強のときはDUOはめちゃくちゃいいですよ。
結論 どっちがいいの?
システム英単語
★本の見やすさ★
システム英単語
★アプリ★
ターゲット1900
★値段★
同じ
★Amazonランキング★
システム英単語
上記のような結果になりました!
結論としては、単純に単語帳だけで勉強したいならシスタン
アプリでも勉強したいなら、ターゲットが良いのでしょう!