じゅんじ@元予備校講師
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前回、【参考書×学びエイド×スタディサプリ】大学受験英語ルートを作成してみたにおいて、産近甲龍ルートと関関同立ルートを公開し、多くの受験生からTwitter経由で応援メッセージを頂きました。
このルートのように、予備校に通わずに大学受験で合格を勝ち取ることは可能な時代になってきたことを、予備校講師をしている傍ら強く感じぜざるを得ません。
ぜひ、受験生が平等に学べる機会を促進して行きたと考えています。
今回の記事では、センター試験英語専用のルートを作成しました!
センター試験は本当に便利な試験です。
センター試験は国公立大学受験に利用するだけでなく、私立大学のセンター利用試験にも役立ちます。
関関同立ならば、同志社大学以外はセンター利用でサクッと受かっていく受験生は非常に多いですし、難しくありません。
ぜひ、このルートを参考に、センター試験英語対策を進めてください!
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■目次
▶STEP1
▶STEP2
▶STEP3
▶STEP4
▶STEP5
▶STEP6
■STEP1(1ヶ月目)
まず、英語を始めよう思い立ったら英単語と英文法から始めてください!
長文から始めようとする受験生がいるのですが、それはある程度勉強ができる受験生向けです。
英単語や英文法の知識がないまま英語長文の勉強をすると、読むことができなさすぎて挫折してしまいます。
必ず英単語と英文法から始めてください。
最初は速読英単語入門編から始めましょう。
高1~高2レベルの英単語が載っています。
「disappear」「proper」「merely」のような単語の意味がわからないならば、必ずやっておきましょう。
そして、単語を覚えたら、合わせて速読英単語に記載されている長文は音読しておきましょう。
難しい構文が使われているわけではないので、単語がわかればかなり読みやすいはずです。
1ヶ月で35章まで進んでください!
動画講義はスタディサプリの関先生の英文法 スタンダードを見ましょう!
関先生の英語講義を聞かず、受験を終えるのは本当にもったいないです。
STEP2で使う英文法の参考書も、関先生の書籍を推しています。
動画で聞いた大事なポイントを、参考書でも触れることができ、より理解が深まります。
■STEP2(2ヶ月目)
速読英単語入門編は後半の36章~70章ですね。
この単語帳は全部で700個の英単語があります。
全て受験必須の英単語なので、全て覚えきってしまってください。
STEP2から参考書を解いていきましょう。
参考書は世界一わかりやすい英文法・語法の特別講座です。
STEP1で習ったスタディサプリの関先生が作者の参考書ですね。
STEP1で抑えるべき動画の解説してくれたポイントを、実際の大学の過去問で解説していく問題集です。
解説にかなり重点を置いていますので、問題数は少なめです。
動画講義は学びエイド宮下先生の英文読解の土台を見てください!
英単語や英文法は覚えたけど長文になると読めないという受験生は非常に多いです。
しかし、それは読み方がわかっていないだけです。
この講座は基礎編と標準編があって、基礎編はSTEP1の英文法の講座と被っています。
なので、標準編から見ても良いでしょう。
文法を用いて、どうやったら文章が読めるようになるのかがわかるようになるはずです。
英語は英文読解ができるようになると伸びます。
■STEP3(3ヶ月目)
単語はシステム英単語に移行しましょう。
ターゲットでも鉄壁英単語でもOKですし、単語帳はなんでもいいです。
一般的に使われているような大学受験用の単語帳を使っていきましょう。
単語数は400まで覚えてください。
続いて熟語ですね。
キクジュクBasicがおすすめです。
速読英熟語でもOKですよ。
センター試験においては英熟語の知識は基本を抑えておけば充分です。
200番まで覚えましょう!
英文法はNextStageですね!
VintageでもスクランブルでもOKです。
英文法の知識を固めていきましょう。
基本的には問題集として使っていくので、解説をまずは見ずに解いていってくださいね。
発展問題は飛ばしてください。
10章まで仕上げていきましょう。
動画講義は学びエイドの山下先生のスラッシュリーディング速読講座です。
受験生は、学校教育の和訳英語に慣れてしまっているため、英文を前から読むことができない人が多いです。
しかし、センター試験はそれでは間に合いません。
センター試験の特徴は何と言っても量の多さです。
時間をかければ誰だって高得点を狙えるのがセンター試験なので、時間との戦いだと思ってください。
速読力が必須です。
そのためには、スラッシュリーディング速読を身に着けましょう。
この講座では、スラッシュの引き方から解説してくれていて、とてもわかり易いです。
■STEP4(4ヶ月目)
英単語は800、熟語は400まで覚えましょう!
ここまで覚えれば、語彙力がついたはずです。
英文法の問題週をしていても、わからない単語はなくなってきたはずです。
NextStageも19章まで解けるようになろう!
語法の最後までですね。
語法の章からかなり苦労するはずですけど、きちんと関先生の英文法講座を思い出し、忘れづらい覚え方をしましょう。
ここまでやれば、英文法はかなりできるようになっています。
英文法の参考書は終了です!
長文の参考書に手を出しましょう!
英語長文レベル別問題集3ですね!
かなり基本的な英語長文の参考書です。
目安はセンター基礎とありますが、センターの文章より全然簡単ですね。
CDもついているので、音読も忘れずに!
動画講義は学びエイドの山下先生のセンター試験対策です。
センター試験の大問全ての解説講義です。
解き方を解説してくれていて、実際に山下先生ならばどうやって解いていくのかも解説してくれています。
受験生目線ですごくわかりやすい解説です。
■STEP5(5ヶ月目)
単語は1200、熟語は600ですね!
ここまでくれば、センター試験の英単語でわからない単語は殆どありません!
自身を持っても良いでしょう!
長文の問題集は英語長文レベル別問題集4です。
やっと受験生レベルの英語長文です。
繰り返し音読も重ねてください。
レベル別問題集が終われば、もう参考書はやらなくて良いです。
あくまでも参考書は土台作りです。
もうここまでくれば、十分センター試験の過去問を充分に取り組んでも良いレベルです。
センター試験の点数を伸ばすには、センターの過去問を繰り返し解くのが一番です。
センター試験は2010~2016年あたりがおすすめです。
時間があれば、もっと古い年代もやってください。
センター試験の過去問は形式が違っても、解く価値ありです。
リスニングも本格的に始めていきましょう。
音読はしてきているので、耳は慣れているはずです。
学びエイドの安武内先生のリスニング講座がおすすめです。
細かい音の違いを動画で教えてくれるので、かなりわかりやすいですね。
ちなみに、横山カズさんの英会話も聞き取りづらい前置詞や消えてしまった音を認識していくのでおすすめです。
■STEP6(6ヶ月目)
単語は1200まで固めればセンター試験では充分です。
時間に余裕があるならば、1201番以降もやっておきましょう。
熟語も600程度でいいのですが、キクジュクは687までですね!
最後までやっておきましょう!
センター直前はセンター試験実践模試をやり込みましょう!
Z会の実践模試が一番難易度がセンター本番と似ています。
なので、Z会がおすすめです。
筆記7回分・リスニング4回分あります。
そして、解いたら終わりではだめです。
何を間違えたのかをきちんと把握し、弱点を克服してください!
これが最も大事な勉強です。
単純に「長文をいっぱい間違えたから、長文をいっぱい練習しよう」では足りません。
「なぜ」読めなかったのか、原因をきちんと探ってくださいね!
この時期の動画講義は学びエイド三浦先生のセンター直前対策講座です。
あと20点あげるコツを教えてくれます。
それぞれの大問で解説してくれています。
問題を解く手順をしっかり身につけましょう。
ぜひ、この動画で8割~9割をめざしてください。
上記のことをきちんとすれば、180点は絶対にいけます!
受験生の皆さん頑張ってください!
センター英語はとても旨味のある試験ですよ!